デジタルサイネージの導入事例

— 関心を持たれていたのは、デジタルサイネージのどういうところだったのでしょうか？

主に3つのことがあります。

1つは紙のものからより表現が広がる写真や動画で訴求できるようにしたかったこと。やはり北海道は自然が美しいので、紙媒体では伝えきれないことが多いんです。そうした表現をするためにもデジタルサイネージは最適だと思いました。
2つ目はリアルタイムで必要な情報を掲載できること。「観光案内所」という場所柄、リアルタイムの天気や災害情報をお知らせするということは非常に重要なポイントでした。せっかく観光に来ていただいたお客様ですから、少しでも良い思い出にしてもらいたいですからね。
3つ目は広告枠を設けて販売できないかと構想していたためです。まだ実現には至っていないのですが、スタッフの増員や給与増に向けて、独自の収益を得られる方法を模索していました。まずは札幌観光協会に加盟いただいている企業や店舗へ声を掛けていこうと、現在準備しているところです。

— 実際に導入をしてから感じている変化などはありますか？

やはりこれまでのポスターなどと比べて、見てくれている人が格段に増えたという実感はあります。時にはデジタルサイネージの前で流している動画をずっと見ている方もいます。掲載しているコンテンツがきっかけで、歩いている人の足を止めたこともありました。
そういう光景を見ると、やってよかったなと思えますね。

— ズバリ、なぜDSのデジタルサイネージを選ばれたのしょう？

一番はコストパフォーマンスですかね。
正直に言うと、DSの他にも4社から見積り等を取り寄せたんですよ。それぞれに良さもありましたし、価格帯も結構幅がありました。
ただあまりに高機能過ぎても、こちらが使いこなせないだろう…と。高機能なものは利用する料金もそれなりになってしまいます。一方で非常にリーズナブルな会社さんもあったのですが、今度は逆にこちらのやりたいことがすべてできるわけではなかったり、操作性に難があったり…。
そこのバランスが最も良かったのがDSでした。

–DSにして良かったと思う部分はどこでしょうか？

まずはDSの担当者さんです。
よく訴求方法やコンテンツについて相談させてもらっています。一番感心したのは「コンテンツは1枚の面として考えるわけではない」ということでした。やはりそういったことはノウハウだと思いますので、他社での事例やアイディアをお持ちの方が担当だとありがたいです。
あとはアフターフォローですね。
導入しようと決めたものの、私たちがそれほどインターネットやパソコンに詳しいわけではなかったので、いざ始めるとなると不安でした。DSではそのアフターフォローがしっかりしていて、大変助かりました。もうそれこそ1から教わりましたよ(笑)
実際に始めてみて、DSの良さがよくわかったと思います。

–今後のDSに期待する・していることはなにかありますか？

検討しているデジタルサイネージを広告枠とした広告収入の方法について、相談させてもらいたいと考えています。具体的なアイディアなどは、これらから検討していくため、いろいろな事例など教えてもらいたいですね。

— 今後のさらなる展開について教えてください。

この『さっぽろ観光案内所』全体をひとつの表現の場として、テーマや季節ごとにジャツクした形でアピールすることをやってみたいと考えています。例えば、「春」「秋」といったテーマや「ラベンダー」「雪まつり」というテーマなどで毎月更新していくというイメージです。その中心にはデジタルサイネージがあって、象徴的な動画や写真を配信するというようなことをいつか実現したいと考えています。